ドミニク・ブシェ Dominique Bouchet
ドミニク・ブシェ トーキョー オーナーシェフ
フランス西部ポワチエ生まれ。 若くして料理の道に進み、ルイ・ヴォーゲル、トロワグロ、ポール・ボキューズといった フランス料理の巨匠たちのもとで修業を積む。 厳格な古典の技法と、素材への探究心を磨き上げたのち、 パリの名門「ホテル・ド・クリヨン」でエグゼクティブシェフに就任。 その後「トゥール・ダルジャン・パリ」においても伝統と革新を融合させた料理で高く評価され、 クラシックに現代性を織り込む独自のスタイルを確立する。
2004年、自身の名を冠したレストラン 「ドミニク・ブシェ パリ」 を開業。 パリ中心街のエレガントな空間で、上質でありながら温もりを感じる“ドミニク流フレンチ”が評判を呼び、 美食家や同業シェフたちからも高い支持を得る。
2013年には東京・銀座に 「ドミニク・ブシェ トーキョー」 をオープン。 日本の旬の食材や職人の技を取り入れながら、 フランス料理の伝統を再解釈することで、唯一無二の世界観を築き上げた。 開業以来、ミシュランガイド東京で星を守り続けている。
現在は活動の拠点を日本に戻し、銀座の2店舗 「ドミニク・ブシェ トーキョー」 と 「レ・コパン ドミニク・ブシェ」、 そして京都・都ホテル内の2店舗を監修・指導している。 各地のシェフやスタッフと共に、若手の育成や生産者との共創を通じて、 フランス料理の伝統と精神を次の世代へとつないでいる。 料理人として半世紀を超えるキャリアを重ねた今も、 ドミニク・ブシェの目指すものはただひとつ—— “食を通して人を笑顔にすること”。
「シェフは人を笑顔にできる最高の職業」
その一皿には、クラシックの品格と、人を想う温かさが同居する。 それこそが、ドミニク・ブシェの“生きる料理”のかたちである。
- 1948フランス・ポワチエ生まれ
- 1970–1975ルイ・ヴォーゲル、トロワグロ、ポール・ボキューズなど名店で修業
- 1976–1980パリ「ジョエル・ロブション」チームに参加し、クラシック技法を再構築
- 1981–1996パリ「ホテル・ド・クリヨン」エグゼクティブシェフ
- 1997–2000「トゥール・ダルジャン・パリ」エグゼクティブシェフ
- 2004〈Dominique Bouchet Paris〉開業
- 2013〈Dominique Bouchet Tokyo〉開業(以降ミシュラン掲載継続)
- 2015–現在東京、名古屋、京都で展開。教育・文化活動にも注力
野村 “Giro” 法史 Norifumi “Giro” Nomura
レ・コパン シェフ/アドバイザー(2025年〜)
京都出身。プリンスホテル、二期倶楽部、ロテル・ド・比叡などで料理長を務めた後、 フランスやドイツ、アジアでも研鑽を重ねる。 約30年以上にわたりフランス料理に携わり、 シンプルで温かみのある料理を信条に、食を通じて人をつなぐことを大切にしている。
「料理は難しいことをするよりも、食べる人の笑顔を想像してつくること。」
- 1986–2002プリンスホテル(赤坂・京都宝ヶ池)で宴会・レストラン部門に従事
- 2002–2008「二期倶楽部」レストランシェフとして地方食材の活用を推進
- 2008–2011ホテル「ロテル・ド・比叡」料理長としてホテル全体のメニュー監修
- 2012–2016中国・フランス・ドイツの星付きレストランで修業・料理長を歴任
- 2019–2024「ル・プティ・トノー」(東京・虎ノ門)シェフ/アドバイザー
- 2025–現在「レ・コパン」シェフ/アドバイザーとして新メニュー開発と現場指導を担当





